約 992,278 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/68363.html
ルカス ルカの別名。
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/
ここは2ちゃんねるの全ジャンル敵役最強スレのまとめページです 現行スレッド 全ジャンル敵役最強議論スレvol.115 https //mao.5ch.net/test/read.cgi/ranking/1717427798/ 全ジャンル敵役最強議論スレvol.114 https //mao.5ch.net/test/read.cgi/ranking/1707142698/ 全ジャンル敵役最強議論スレvol.113 https //mao.5ch.net/test/read.cgi/ranking/1689754996/ ■趣旨 一定のルールに沿って敵キャラの強さランキングを決めようというスレです。 ◎参戦させられる【敵役の条件】 主人公とその仲間が倒すべき対象(ラスボス、その世界の悪役的存在) 主人公達と戦ったキャラ(味方同士の稽古的な戦闘を除く) 主人公達に対し敵対する行動を取る(直接的でない妨害も含む。敵組織のメンバーなど) 物語の最中に主人公側に寝返ったキャラは敵対している時期の状態で参戦 全ジャンル敵役最強暫定ランクまとめサイト http //taisenrogu.web.fc2.com/teki/index4.html 全ジャンル敵役最強スレのまとめ(ミラー用seesaawiki版更新途中) http //seesaawiki.jp/tekiyakusaikyou/ 【関連サイトリンク】 全エロゲ最強キャラクタースレまとめ @ Wiki http //www18.atwiki.jp/erogesaikyou/pages/1.html 最強『漫画作品』決定戦スレのまとめサイト@ ウィキ http //www26.atwiki.jp/mediatorweb/ 最強『漫画作品』決定戦スレ(新)@まとめウィキ http //www64.atwiki.jp/saikyoumanga/ 全ジャンル作品最強議論スレッドまとめ@WIKI http //www41.atwiki.jp/goronka/ 全ジャンル敵役最強スレまとめ@ Wiki http //www39.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/ 全ジャンル主人公最強スレまとめWiki https //w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/ 新・全ジャンル最強非人類議論スレまとめ @ ウィキ https //w.atwiki.jp/hijinrui/ 全漫画キャラクター最強議論スレまとめ @ wiki http //www26.atwiki.jp/mangasaikyou/ ライトノベルキャラ最強ランキング決定戦スレまとめ@wiki http //www26.atwiki.jp/ranobesaikyou/ ジョジョの奇妙な冒険最強スレまとめ@WIKI http //www26.atwiki.jp/jojosaikyou/ 上遠野浩平作品キャラ最強スレまとめ@Wiki http //www29.atwiki.jp/kadonosaikyou/ 全ジャンル人類最強スレ(新)まとめ@ Wiki http //www37.atwiki.jp/jinruisaikyou2/ 全ジャンル女性キャラ最強スレまとめ @ ウィキ http //www36.atwiki.jp/saikyouwoman/ 全ジャンル男性最強スレまとめ@ ウィキ http //www51.atwiki.jp/saikyouman/ 全ジャンル脇役最強スレまとめ@Wiki http //www27.atwiki.jp/wakiyaku/pages/16.html 【考察強化期間】 考察待ちのエントリー数が20キャラを超えた時点から 10キャラ未満になるまでを考察強化期間とする。 その間は新規エントリーを控え積極的に考察して ランキングにキャラを組み込んでいく。 ただし考察人は考察強化期間であっても、2キャラを新規で 考察すれば1キャラを新規参戦できる。 【2キャラ考察をしない場合の考察強化期間中の新規テンプレ投下について】 2キャラ考察をしない場合でも、以下の条件を全て満たせば考察強化期間中でも新規キャラの参戦を認める。 ただし条件を1つでも満たさなければテンプレ、画像、考察結果含めてすべて無効とする。 投下したレスに考察結果を必ず貼り付ける。考察結果が複数レスにまたがる場合でも必ず一部を貼り付ける。 考察をテンプレ投下した日中に完成させ、スレに貼り付ける。 テンプレや考察結果を自分でwikiに反映させる。その際テンプレや考察結果のスレ投下後必ず24時間以上待つこと。 【一作品からの参戦キャラの上限について】 同じ作品の場合は壁ごとにそれぞれ上限3キャラとする。また完全に同じスペックのキャラは参戦は認めない。 同じ壁に4キャラ以上が入った場合、壁内で最弱のキャラを3キャラになるまで【4人目以降】に移す。 【考察待ち】に入れる場合、同じ作品のキャラは3キャラまでとする。4キャラ以上出された場合は、4キャラ目以降はwikiには反映しない。 【4人目以降】をランキングに戻す場合、再考察を必須とする。 【壁の追加に関するルール】 新たに壁を追加する際、既存の壁と新規の壁の間に上下とも最低20キャラは必要とする。また追加前の壁内のキャラ数は最低50キャラ以上を条件とする。 事前にスレで提案し、1日待ち反論がないことを確認してからwikiに反映する。 壁内のキャラ数が60キャラ以上になった場合、強制ではないが壁新設を推奨する。 【壁の移動・廃止・統合に関するルール】 壁の移動・廃止・統合により壁内のキャラが増えて新たに壁を追加したい場合は、【壁の追加に関するルール】を参照。 壁の移動・廃止・統合により壁内に同じ作品が4キャラ以上存在するようになった場合は、壁内で最弱のキャラを【4人目以降】に移す。 壁の移動・廃止・統合は、スレで提案してから1日待ち反論がないことを確認してからwikiに反映する。 テンプレ 【作品名】 【ジャンル】 【名前】 【属性】 【大きさ】 【攻撃力】 【防御力】 【素早さ】 【特殊能力】 【長所】 【短所】 【戦法】 【備考】どんな敵役かの記載は必須(ラスボス、ライバルなど)
https://w.atwiki.jp/dmoc/pages/390.html
ドルカス 6マナ パワー4000+ メルト・ウォリアー ■このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、パワー2000以下のクリーチャーをすべて持ち主の墓地へ置く ■パワーアタッカー+3000 ■このクリーチャーが破壊されたとき、相手のブロッカーを持つクリーチャーを一体破壊する
https://w.atwiki.jp/jojobr2/pages/410.html
戦いの後の静けさはさびしいものだ。 風が巻き上げた砂塵が渦巻く中で、一人の男が静かな怒りに震えていた。 リンゴォは爆発の瞬間、抜け殻となったタルカスの甲冑を盾に、爆風を和らげたのだった。 当然完全に防ぐことなどできない。 頭部と上半身をメインに守ったので、足は凄惨たる有様。 だが爆発の収まった次の瞬間に己がスタンドを発動させる。 「『マンダム』。奴のスタンドには”爆発した”という記憶だけが残る…」 手首の時計、そのねじを戻して、全ては6秒前へ。 爆発の衝撃で負ったはずの傷も、至る所が欠損していたタルカスの甲冑も、元に戻った。 「装身具を借りたぞ…悪く思うな。約束を違えたのだから、これで貸し借りは無しという事にして頂く。」 ゆっくりと立ち上がる。骨折したままの腕が激痛によって存在を訴える。 その痛みにわずかに眉をひそめながら、リンゴォは辺りを見渡した。 壁の無い図書室の床に突っ伏して、気絶したまま動かないディオを横目に見る。 タルカスの捨て身の献身も、憎悪に支配されたディオの心には何も訴えないだろう。 そう考えつつ、タルカスの甲冑を静かに地面へと横たえる。 「爆弾のスタンド使い…お前は俺の神聖な決闘を汚した。当然、死でしかその罪は贖えない…」 彼の夢見る男の世界。 光輝ける道は、受け身の対応者には歩むことが許されない。 その道へと達するためには、お互いがその魂を剥き出しに命のやり取りをすること。 タルカスは好敵手だった。 そして、常人には理解の埒外であろうリンゴォの行動原理に対して、一番あってはならない事を吉良はやってのけたのだ。 ロビンスンやタルカスの死に敬意を表し、自分の運命に決着を付けるため、奴に復讐を。 「…感謝いたします。」 タルカスの遺した装具品に深々と頭を下げると、リンゴォ・ロードアゲインは砂塵の中に消えた。 【タルカス 死亡】 【残り 32名】 【C-4/1日目 午後】 【リンゴォ・ロードアゲイン】 [スタンド]:マンダム [時間軸]:果樹園の家から出てガウチョに挨拶する直前 [状態]:全身にラッシュによるダメージ(中)、身体疲労(大)、右上腕骨骨折、エシディシに対し畏怖の念 [装備]:ジョニィのボウィーナイフ [道具] 基本支給品 不明支給品0~2 [思考・状況] 基本行動方針:参加者達と『公正』なる戦いをし、『男の世界』を乗り越える 1.吉良を探すため、移動する。見つけ次第吉良に復讐する。 2.遭遇する参加者と『男の世界』を乗り越える。 3.怪我の手当てがしたい。 [備考] ※骨折は気力でカバーすれば動かせます。 ※ミセス・ロビンスンのこともあり、男の世界を証明したいという願望がさらに強くなってます。 ※【C-4 DIOの館 門前】にヨーロッパ・エクスプレスが、【C-4 DIOの館】にラバーソールのデイパック (支給品一式 ×5(内一食分食料と方位磁石消費)、ギャンブルチップ20枚、ランダム支給品×1、サブマシンガン(消費 小)、 巨大なアイアンボールボーガン(弦は張ってある。鉄球は2個)、二分間睡眠薬×1、剃刀&釘セット(約20個))が放置されています。 ※リンゴォがヨーロッパ・エクスプレスを使うかどうかは、次の書き手さんにお任せします。 ※この後どこへ向かうかも、後の書き手さんにお任せします。 【ディオ・ブランドー】 [時間軸]:大学卒業を目前にしたラグビーの試合の終了後(1巻) [状態]:最高にハイ、内臓の痛み、右腕負傷、左腕欠損(簡易処置済み)、ジョルノ、シーザー、由花子、吉良(と荒木)への憎しみ、『ホワイトスネイク』全て使用可能 [装備]:『ホワイトスネイク』のスタンドDISC [道具]:チャーイ(残量1.5㍑)、ヘリコの鍵、ウェザーの記憶DISC、基本支給品×2、不明支給品0~3 [思考・状況] 基本行動方針:なんとしても生き残る。スタンド使いに馬鹿にされたくない。 0.…また気絶… 1.スタンド使いを『上に立って従わせる』、従わせてみせる。だが信頼などできるか! 2.ジョルノ、由花子に借りを返す(現在は気分がいいので借りについては保留) 3.勿論、行動の途中でジョナサン、ジョージを見つけたら彼らとも合流、利用する 4.なるべくジョージを死なせない、ジョナサンには最終的には死んでほしい(現時点ではジョルノにジョナサンを殺させたい) 5.ジョルノが……俺の息子だと!?(半信半疑) [備考] 1.見せしめの際、周囲の人間の顔を見渡し、危険そうな人物と安全(利用でき)そうな人物の顔を覚えています 2.チャーイは冷めません 3.着替えは済んでいます 4.ジョルノからスタンドの基本的なこと(「一人能力」「精神エネルギー(のビジョン)であること」など)を教わりました。 ジョルノの仲間や敵のスタンド能力について聞いたかは不明です。(ジョルノの仲間の名前は聞きました) 5.ジョナサン、ジョージの名前をジョルノに教えました。エリナは9割方死んでいるだろうと考えていたのでまだ教えていません。 6.シーザー戦で使用したロードローラー(3部のあれ)はD-3南部に放置されています。壊れたか、燃料が入っているかは不明です。 7.参加者が時を越えて集められたという説を聞きました(本人は信じざるを得ないと思っていますが、実感はありません) 8.ラバーソールと由花子の企みを知りました。 9.『イエローテンパランス』の能力を把握しました。 10.『ホワイトスネイク』の全能力使用可能。頭部を強打されればDISCが外れるかもしれません。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 161 悪意の継承者(前編) ディオ・ブランドー 173 For no one - 誰がために? 161 悪意の継承者(前編) タルカス GAME OVER 161 悪意の継承者(前編) リンゴォ・ロードアゲイン 173 For no one - 誰がために? 149 目覚めろ、その魂(前編) 吉良吉影 173 For no one - 誰がために?
https://w.atwiki.jp/bizarre/pages/271.html
【日中】「12時~」 90 師の教え(前編)~兄弟弟子の再会~(空条承太郎 ツェペリ ダイアー)師の教え(中編)~師の教え~(空条承太郎 ツェペリ ダイアー)師の教え(後編)~捨てるのではなく…~(空条承太郎 ツェペリ ダイアー) 92 イカれてるのさ、この状況で(ウェザー セッコ エルメェス 東方仗助 アナスイ) 93 T字砲火、果たして全員無事にいられるかなァ (東方仗助 ワムウ タルカス ミキタカ プッチ リキエル) 100 ヒトとハトのコンビネーション(シュトロハイム) 【日中】~【午後】 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その①(ジョージ F・F ジョンガリ ホル・ホース ナランチャ 花京院 アヴドゥル 噴上)《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その②(ジョージ F・F ジョンガリ ホル・ホース ナランチャ 花京院 アヴドゥル 噴上)《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その③(ジョージ F・F ジョンガリ ホル・ホース ナランチャ 花京院 アヴドゥル 噴上) 95 Judgment Day (東方仗助 ワムウ タルカス ミキタカ プッチ リキエル) 【午後】「14時~」 91 形兆死亡(前編)~覚醒~(ブチャラティ 虹村形兆)形兆死亡(後編)~解放~(ブチャラティ 虹村形兆) 96 4(フォー)プラス1(ワン) (空条承太郎 ツェペリ ダイアー ポルナレフ) 97 神への挑戦2(ウェザー セッコ エルメェス 荒木) 99 解き放たれしもの(???) 106 インタールード(間奏曲)(ワムウ タルカス) 【午後】~【夕方】 98 因果(ホル・ホース ジョージ ナランチャ ジョンガリ 承太郎 アヴドゥル) 101 擬似娚愛は嫐乱す(前編)(徐倫 ミドラー ディアボロ アナスイ リサリサ)擬似娚愛は嫐乱す(後編)(徐倫 ミドラー ディアボロ アナスイ リサリサ) 105 『シーザー孤独の青春』(シュトロハイム シーザー) 【夕方】「16時~」 102 『誤解』と『信頼』(承太郎 アヴドゥル ジョンガリ DIO 噴上) 103 帝王始動(前編)~快進撃 噴上裕也~(承太郎 アヴドゥル ジョンガリ DIO 噴上)帝王始動(後編)~覚醒 モハメドアヴドゥル(承太郎 アヴドゥル ジョンガリ DIO 噴上) 104 捜索隊、結成(ジョージ ナランチャ エルメェス) 107 仇敵(前編)~声~(シーザー ディアボロ 空条徐倫)仇敵(後編)~輪廻転生~(シーザー ディアボロ 空条徐倫) 108 享受(シュトロハイム リサリサ) 109 支給品VS支給品(ツェペリ ダイアー ポルナレフ) 110 その一撃は緋の色(ダイアー ポルナレフ タルカス) 111 ブチャラティがCOOL!(ブチャラティ 東方仗助 ヌ・ミキタカゾ・ンシ) 112 コーシャス☆アラキ~第3回放送~(荒木)
https://w.atwiki.jp/bizarre/pages/40.html
「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」 甲冑の屍生人は雄たけびあげ”武器”を振り回す。前方の獲物にかすめる距離までには近付いた。 あと少しィ・・・・・・あと少しィ・・・・・・あとはこの折れ曲がった交通標識でブッ叩くだけなのだ。 手が届きそうな距離まで近付いているハズなのに、攻撃は一向に当たらない。 あまりのもどかしさに男は焦りよりも怒りの方が湧きそうである。 「・・・・・・だいぶイラついているな・・・・・・スピードがどんどん上がっている。そろそろ仕掛けるか」 虹村形兆は合図をかけたように独り言を言う。 ハンドルを切り、車体がタルカスの進行方向にそれたのを確認し、思いっきりブレーキを踏む。 車はそのまま戦車に追い抜かれ、追う追われるの関係が逆転する。 タルカスも即座に吸血馬達をいさめ、逃がすまいと動きを止める。 後ろを振り向いたタルカスは少し驚く。自分の獲物の運転手が車から降りながら笑っているのだ。 「どうした。わしの後ろをとったのがそんなに嬉しいのか。・・・・・・見逃してくれるとでも思ったかッ?」 「このまま追いかけっこをし続けるのにも飽きた。だからオレは貴様に・・・あえて真っ向から『決闘』を申し込もうと思う」 意外ッ!それは決闘の申し込みッ! タルカスの心はときめく。 DIOのおかげで復活してからというもの、早く殺し合いがしたくてたまらなかった。 それがこんなに手っ取り早くッ!しかも向こうから挑まれる形になろうとはッ! 「いわゆる『特攻』というヤツだ。勝者が敗者を飲み込む・・・正面からの『ド突きあい』だ」 「フッ・・・わしのもっとも得意とする競技のひとつよ・・・・・・」 戦士達は睨み合い、戦いの準備をする。 男は交通標識で素振りをし、またもう一方の男は車に乗り込みアクセルを吹かしながら運転席のウィンドウを開けて身を乗り出す。 「最後に少し聞いてもいいか。貴様は一体何なんだ?・・・・・・スタンド使いなのか?なぜダメージを受けない?」 「『すたんど』・・・?あの奇怪な人形を操る事か?フン、わしは『77の輝輪』の試練を乗り越えし戦士タルカス! 屍生人として甦った今なおも・・・・・・力で殺しまくり破壊し尽すだけよッ!」 「ありがとう。『スタンド使い』じゃあなく『ゾンビ』なんだな。オレは虹村形兆。住所は」 「話す必要はないぞォ~ッ!対戦相手の事など名前だけで充分なのだからなッ!」 「几帳面な性格なんだ。お望みで無いならば止めよう。これから決闘をする相手に何も語らないのは失礼と感じた。 貴様の最後になるであろう決闘の相手の事ぐらい知っておきたいだろうと思ってな」 「・・・・・・おもしろい」 しっかりとお互いの距離をとる。開いた距離はおよそ百メートル。 二人の審判は『間』。お互いの心と心が恋人同士のように触れ合うような情景が現れるその時こそ、『戦』の『開始』の『合図』。 雲の切れ目から・・・・・・ 「月の光が」・・・・・・ 輝き、出でる。 「MUOHHH!」 「オオオオオッ!」 二つの塊は全速力で走り出し、数秒で距離を縮める。迫る戦車、迫る車。 死の境界線は既に超えている。 心は既に触れ合った。後は互いに一撃をぶつけ合わすだけ。 「作戦開始だッ!『バッド・カンパニー』!」 激走する車の周りに無数の兵隊と戦闘機(ミサイルを装備済み)が現れ、形兆を護衛する。 タイミングを見計らい、目標が来るギリギリの距離まで引き付ける。 決着まであと数メートル。 「そんなちっぽけな蟲の集団でどうしようとォいうのだァ『スタンド使い』ィィィィィ!」 「今にわかるッ!撃てェッ!全機発射(ファイア)ーーーーーーーーーーーーー!!!」 「効かぬと言ってるであろうがァァァァ・・・・・・ぬッ!?」 異常事態である。二匹の吸血馬達が大きく暴れているのだ。 そのスキを突き形兆の車はスピードを上げて悠然と戦車の横を通り抜けていき・・・・・・そのままあさっての方向に進んでしまった。 タルカスは何もしないまま呆然と車を目で追う。とりあえず一から頭の中を整理してみる事にした。 戦闘機はどこを狙った? 吸血馬達の目と・・・・・・足元だ。 突然のミサイルの爆撃で吸血馬たちは驚き・・・・・・一瞬足を鈍らせたのか。 「・・・・・・散々挑発し自分から真っ向勝負をしかけて、そのスキをつき『退却』をする。これが貴様の答えなのか?」 相手の『戦略』に整理がついた頭はわなわなと震えている。 一度でも男の言葉をう呑みにし尊敬の念を感じてしまった事に、怒りの血流が体内で暴れだしたようだ。 奇策を使う技士ならいざ知れず、『戦う』ことすらしない男が『戦略』を語る。まさにこれは戦士以前の問題。 全ては『戦』を侮辱する恥さらしに制裁を加えるため、タルカスは手綱を引いて吸血馬に踵を返すよう命じる。 ・・・・・・ところが馬は一向に進む方向を変えようとしない。本能のままにひたすら真っ直ぐに前進し続ける。 これは、どういう事だ。と言葉が出る前に馬の暴走の原因が目に映った。自分が先程までこの手で持っていた手綱が ―――――――プッツリと切れているではないか。 吸血馬達の勢いが止まらないまま、タルカスを乗せたチャリオットは進む。 手綱の側でナイフをくわえた兵隊達が作戦成功の喜びを分かちあっている。 これが虹村形兆がバッド・カンパニーに下した・・・『もう一つ』の『命令』であった。 『ヤツの馬車がUターンしようとした瞬間を狙って手綱を切れ。ただしできるだけ馬車のスピードを上げさせておくんだ』 シンプルかつありきたりだが凡用性は充分である『逃げ』の一手。相手の考えを上回る事こそ『戦略』の『醍醐味』。 「覚えておくんだなァ~ッ。『撤退』も『戦』の一つだと」 作戦の成功に形兆は微笑む。 これでかなりの時間稼ぎにはなった。ブレーキをかける術の無いあの馬はそのままこの町を走り続けるだろう。 あの屍死人が慌ててチャリオットから降りて、馬に乗り換える為に動きを止めるだけでも充分だ。(馬を止めれたらの話だがな) 一時はブチのめしてやりたい気持ちにも駆られたが、ヤツのパワーとタフネスは極めて危険であり。 ましてや『スタンド使い』でもないのなら自分にとっての利用価値は微塵も無い。 そう、自分はさっさとトンズラをするだけでいい。 バックミラーに目をやる。映る姿はこちらを振り向きながら睨むタルカス。 「このま・・・がすと・・・もうなァ・・・!」 何か叫んでいるようだ。(勝手に叫んでろ) そしてタルカスは右手を高らかにあげ、体を反らせる。 次の瞬間、大きく手を振り下げている。 ヤツは、何をしたんだ。と言葉が出る前にとんでもないモノが目に映った。ヤツが先程まで右手で持っていた交通標識が ―――――――猛スピードで突っ込んでくるじゃねぇか。 交通標識はゆっくりと車を貫いていく、前後のガラスが華麗に車中で舞うのが一枚一枚ハッキリ見えている。 一種の黄金体験であろう。きっと今、アドレナリンが大量に分泌されているに違いないと形兆は認識する。 あと少しで商店街を抜ければ、見通しのつく杜王駅にたどり着く。 駅にさえ着けば少しは状況が改善するかもしれない、なんて事も言ってられないようだ。 「ダメだッ!間に・・・合わ・・・ナ――」 衝撃が伝わり、ハンドルがとられる。車はそのまま操縦者にそっぽをむいたまま回転し始め・・・・・・激突した。 * * * 「ご紹介しましょうッ!ここが”杜王駅”ですッ!」 「ああ・・・言われなくてもわかる。そこに『線路』が『見えて』いるからな」 イタリアギャングの幹部ブローノ・ブチャラティと自称宇宙人ヌ・ミキタカゾ・ンシは杜王町町の交通の中心となる駅に来ていた。 できるだけ戦わずに仲間を集めるのが目的である二人はまずこの町交通の便を調べる事にしたのだ。 「で・・・ヌ・ミキタカゾ・ンシ。最初にいたカフェテリアから一番近いという理由でここまでついて来たが・・・ この駅から杜王町一帯に移動できる事は『可能』なのか?」 最初に二人で話し合ってみたが、異世界の住人では無い事はわかった。 住んでいた時代すらさほど離れてはいないらしい。国がイタリアとニホンという事もわかっている。 日本の交通をかろうじてしか知らないブチャラティにとってこの町の住人であるミキタカの存在は非常にありがたい。 「うーんそれは無理です。この電車に一旦載ってしまうと、そのまま隣町まで止まりません。私も学校に行く時は大抵バスを使います」 「なるほどな。この町の住人はもっぱら移動に乗用車かバスを使う・・・・・・駅を使うのは主にニホンのサラリーマンといったところか」 アラキの言っていた事から察すると、電車に乗ってしまえばこの町を抜けてしまう事になり、それは即ち死につながってしまうようだ。 そんな野暮な行為はヤツだって充分予測しているはず。となればこの町に電気が通っていないのは明白か。 やはり移動には車が必要のようだ。地図で見る限りとても歩いて周れる広さではない。危惧していた事が現実となりつつある。 チームメンバー全員合流する前に再起不能・・・・・・それだけは避けたい。 ミキタカは「自分がブチャラティの靴に変身すればスピード&跳躍力が二倍になりより早く移動がしやすくなる」と提案をしたが、 それによる二人の疲労の度合いもわからず実行に移すのは短絡的であるとし、この案は見送ることにした。 「車がありそうな住宅街に案内してくれないか?もしくはバスが収納されている大型車庫でもいい」 「わかりました。車なら多分一杯あると思いま」 キキキィィィィィィィィ・・・・・ドッカァァ~~ン オレ達は・・・・・・『ツいて』いるのか? 捜し求めていた車はスリップ音と衝突音をお供にしながらあっさりと目の前に現れた。 * * * 「大丈夫ですか!!」 駅前広場にある『亀のいる池』。車はそこに衝突していた。 見れば見るほどこの車が異常な事に巻き込まれたのがわかる。 車のフロントガラスに突き刺さる交通標識。ぽっかりと開いたバックガラス。車内はガラスの破片にまみれている。 事故のはずがない。この運転手は間違いなく何かから逃げてきたのだ。 中にいる運転手をミキタカが車から出して介抱する。 ミキタカが彼の状態を見たところ、外傷は無く(打撲の可能性はあるものの)、気絶しているだけだそうだ。 (車探しくらい穏便にすませたかったが・・・・・・どうやらそうもいかないらしい) ブチャラティは車本体を調べる。エンジンのかかり具合、タイヤ、トランク・・・外観はひどい有様だが走行は可能のようだ。 これを使えば仲間探しはグンと楽になるだろう。この運転手の承諾は目覚めた時にすればすむ話だ。 イタリアと違って右ハンドルなのは違和感があるが・・・それ程大きな違いはない、と信じたい。 早速ミキタカに運転手と共に車に乗るよう促すが、ミキタカは一向に動かず遠くを眺めている。 「オイッ!何をしているんだ!」 「ブチャラティさん・・・・・・”あれ”は何でしょうか?」 ミキタカの視線の先にブチャラティも視線を変える。何かが遠くからやってくる。 「UROWOOOOOOOOO!逃がさんぞォ・・・・・・ニジムラ・ケイチョオー!」 「に・・・・・・虹村形兆!?まさか・・・・・・この人がッ!?」 「何をボサッとしているんだミキタカ!さっさと乗るぞ!!」 「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」 タルカスの叫び声が杜王駅にこだまする。 ブチャラティとミキタカは車に乗り込み適当な道路を目指し、フルスロットルで走らせる。 馬とチャリオットで爆走する異形の巨人。 あれこそが先程突っ込んできた車の対戦相手である事に二人はよおくわかった。 「うぐぐ・・・オレは無事なのか?ハッ!?何だこの『状況』はッ!?」 巨人の雄叫びにあてられたのか、運転手は目を覚ましたらしい。起き上がるや否や後方のタルカスを見る。 切れた手綱はチャリオットに再びしっかりと結びつけられている。なぜタルカスは馬車の方向転換を可能にしたのか! ・・・・・・その答えはタルカスを運んでいる生物の『数』だ。 「野郎・・・馬を・・・片方の馬を『犠牲』にしやがった。デカイ馬の肉片を即席の『ブレーキ』にして馬車の動きを止めたのか!」 「WRY!自分の力でも止められる自信はあったが余計な怪我をするわけにはいかん。 貴様のような戦士を侮辱する男には全力を持って潰さんと腹の虫が到底治まらぬからなァァァァァ。 それに比べれば馬を一頭潰す事などたやすい事よッ! そして何よりィィィ・・・・・・この馬を潰したのはァァァこの『馬の肉片』をわしの武器にする為よォォォォォォォォォォ!」 新たなる武器を手に入れたタルカスはッ! 吸血馬の生首を右手に掲げ! 渾身の力を加えながら! 豪速球の野球ボールのように形兆達の車に投げつける!! しかし間一髪ッ! 肉片は車に当たらない! だがッ! 戦いは始まったばかりなのだ! いずれ肉片は! 獲物を捕らえるだろう!! * * * 「この『殺し合い』は・・・・・・。どうやら先の長い戦いになるかもしれない・・・・・・」 「オイ聞いてんのか!誰の『許可』を得てこの車に乗っている!この車はどこに向かっているんだ!?」 「『勝手』に『使用』した事はあやまろう・・・・・・しかし身の『危険』が迫っているっていうのに立ち尽くす訳にもいかなかったんでな」 「貴様ら一体何なんだ!?スタンド使いなのか?」 「よくぞ聞いてくれました。実は私・・・『宇宙人』なんです」 車探しからここまで激しい戦いに参加させられる事になるとは正直予想外であった。 ブチャラティは運転席から深いため息をつきながら。早く太陽が顔を出してくれないかな、と思うのだった。 【巨象とイタリア風戦争アリのカーチェイスバトル 宇宙人添え】 【杜王駅から続く道/1日目 黎明~早朝】 【F-3から南へ進行中】 【タルカス】 [種族] 屍生人(ゾンビ) [時間軸] ジョナサンたちとの戦いの直前。ディオに呼ばれジョナサンたちと初めて対面する前。 [状態] 戦士の誇りを傷つけられた事による怒り。さらなる戦闘の高揚。 [装備] 吸血馬1頭(最高時速60キロ)+チャリオット(ランダム支給品)、吸血馬の肉片(足×4、胴体の一部×6) [道具] 支給品一式 [思考・状況] 1)殺し合いのゲームに乗る(ただしDIOやブラフォードと遭遇した場合どうするかは、まだ考えてない) 2)最優先で虹村形兆をこの手で確実に潰す。 3)1)の延長として、目の前のブチャラティ、ミキタカも倒す 【虹村形兆】 [スタンド] バッド・カンパニー [時間軸] 仗助と康一が初めて虹村兄弟と遭遇する直前。そのため父親を殺すことしか考えていない。 [状態] 全身打撲。 [装備] 特になし [道具] 支給品一式、普通の乗用車(AT)(ランダム支給品) ※現在の車の運転手はブチャラティ ※へし折られた交通標識、多数のガラスの破片が車内にある。 [思考・状況] 1)虹村兄弟の家の場所に戻り、父親がいるかどうか確認。 2)ブチャラティ、ミキタカから事情説明をさせる。 3)すぐ後ろのタルカスをなんとかする。あわよくば倒す、最低でも追えないようにして逃げ出す。 4)億泰を探す(探してどうするかはまだ決めていない。探すためにも一旦「自分の家」へ) 5)優先順位は落ちるが……参加者の中にチラリと見た東方仗助に警戒感。 【ブローノ・ブチャラティ】 [スタンド] スティッキィ・フィンガーズ [時間軸]:サンジョルジョの教会のエレベーターに乗り込んだ直後 [状態]:健康。形兆の支給品の乗用車を運転中 [装備]:なし [道具]:支給品一式 、フォーク (ランダム支給品) [思考]:1)まずはタルカスから逃げる。場合によっては戦う。 2)車を使って(形兆の承諾が欲しい)、仲間と早く合流する(トリッシュがスタンドを使える事に気付いていない) 3)なるべく多くの人を救う 4)アラキの打倒 【ヌ・ミキタカゾ・ンシ】 [スタンド] 『アース・アンド・ウィンド・ファイアー』 [時間軸] 鋼田一戦後 [状態]:虹村形兆の発見、及びタルカスによる動揺 [装備]:なし [道具]:支給品一式(ポケットティッシュ) [思考]:1)出来るだけ戦わずにタルカスをやり過ごしたいが、場合によっては戦う。 2)虹村形兆がここにいる理由を聞く。(死亡していなかった?) 3)味方を集めて多くの人を救いたい。 [備考] このメンバーの移動しながらの戦いはかなり激しい。 通過する街並みの近く・あるいは進行方向に第三者が居れば気付かれる可能性大 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 12 『運命の車輪(ホゥィール・オブ・フォーチュン)』 タルカス 45 真の《殺戮のエリート》 12 『運命の車輪(ホゥィール・オブ・フォーチュン)』 虹村形兆 45 真の《殺戮のエリート》 16 奇妙な遭遇 ブローノ・ブチャラティ 45 真の《殺戮のエリート》 16 奇妙な遭遇 ヌ・ミキタカゾ・ンシ 45 真の《殺戮のエリート》
https://w.atwiki.jp/towerofgoetia/pages/37.html
初期ステータス 装備可能品 アビリティ 進化 元ネタ コメント 初期ステータス 基本能力 攻撃 防御HP MP STR INT AGI DEX MND 打 斬 刺 火 水 風 光 闇 打 斬 刺 火 水 風 光 闇 176 40 43 103 88 50 113 85 85 85 118 118 112 105 106 33 33 33 70 70 70 70 70 装備可能品 武器 頭 体・腕・脚 アビリティ パッシブ 3 スキル 1 マジック 4 ファイア I - スモールヒール I - - - 進化 進化前 進化後 必要素材 必要ソウル ------ フルカス 叡智フルカス オファリング:フルカス x1 不動の杯 x1 変化の杯 x1 90 元ネタ フルカス(Furcas)。20の軍団を率いる序列50番の地獄の騎士。 青白い馬に乗って、手に鋭利な刃物をもった長い髭の老人の姿で現れる。 残忍な性格とされるが、非常に博識な悪魔でもあり、哲学や修辞学、倫理学、占星術、手相術、火占術などを得意とする。 また魔界の古老の一人であるとも伝えられる。 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/8844.html
135 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 14 50 44.34 ID 6af5hS6g0 脳内当てで思い出した とあるファンタジー系のシステムをやった時に 「不思議な島」に行くシナリオを単発でやった 島に到着した時にGMから「君たちは何かを忘れてしまった…だが何を忘れたのかは思い出せない…」とナレーションが入り ミッションとしては忘れた何かを取り戻す系のウィルダネスシナリオみたいだった 色々と島を調査するうちに原因不明の死体が島にいくつもある事が分かる そのうちにPCも「何日も滞在して調べるうちに奇妙な脱力感に襲われるようになった」と言われる 「皆が忘れた何か」を思い出さずに島から出ようとすると確実に死ぬと言うのが直感で分かると告げられる 色々探るが収穫はなく、むしろ「どんどん体調が悪くなる。変な音も聞こえるし目もまわってくる」とかの危機感を煽る描写が増えてくる 毒かどうか判定で分かるか聞くも「毒ではないね」との回答 さらに数日経った所で「君たちは体に力が入らなくなってしまった…もう動けず、死を待つだけだろう…ここでゲームオーバー」と言われてセッション終了 「忘れてたものって何だったの?」的な質問はその後当然出たが「思いつかなかったからって答えを直接聞くのはマナー違反」とか 「正解が出るまでやる?」と言った事も言われたがノーサンキュー さんざん聞いてようやくGMが「しょうがないなぁ…」と言いながらドヤ顔で発表した内容が 「島にかかっている不思議な力でPC達は『食事をとる』と言う行為と必要性を忘れてしまった」と言うもの 脱力感の描写は空腹の事 変な音、はPCの腹の虫 最終的にはPCは全員餓死してしまったと言う 忘れたまま島の外に出ても「食べる」という事を忘れたPCは絶対に餓死するしかないとの事で 裏話だけどと言われたのが「この島で忘れたまま外に出ると何があっても思い出せなくなる」と言うもの 呪いを解く魔法などのゲーム的な解決方法はなかったと言う事 思い出せるかどうかは「PLの誰かが正解(忘れた内容)を思いつくかどうか」のみ 当然疑問点は噴出する 「保存食減らして」と言われたのに餓死? → 「食べる事」を忘れてるので「数字的に消費しただけ」 消費ってどうしたのか描写もないのかよ → 「食べておいて」と言ってないのがヒント そんな根源的なものを忘れるものか? → この島の不思議な力です「そういう舞台だったから」としか言いようがない このシナリオで得られるものって何かあったの? → 単発シナリオなんだから何も得られなくても何も問題はないじゃない 何が面白いの? → GMの限られたヒントからPCの死と言う時間制限前にシナリオを読み解く事が面白いだろ すげー疲れた 136 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 14 55 24.82 ID 11vhQTsv0 [5/8] 報告乙です。 >「食べる事」を忘れてるので「数字的に消費しただけ」 ここがぜんぜんわからなかったw 向こうにもわからせられないだろうし、ただバイバイするしかないね 137 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 08 06.92 ID UtscTMPU0 136 忘れたまま島の外に出ても「食べる」という事を忘れたPCは絶対に餓死するしかないとの事で 他の人間がいるところに行けば食事してるところ位見るだろうし、餓死する前に倒れて医者に運ばれるとかすりゃ死にはしないと思うんだが・・・ 138 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 10 12.42 ID 11vhQTsv0 [6/8] ただPLを騙すためだけに、まったく無意味に「保存食減らして」って言ってたんだろうねえ。 リアルにこだわる系の困とぶつけて、「その食料はどこに行ったんだよ!」と延々やらせたいなw 139 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 13 28.19 ID LAzTCbgF0 [2/3] そうそう、脳内当て困ってこう言うのだよ シナリオギミックとしては面白そうだと思ったけど、マスタリングが最低だなw 保存食のくだりとか意味わからねぇw ゲーム内日数を進める指示をしても、保存食を一度も減らせと言わないとかならまだしもな 140 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 17 49.93 ID fy9g9HSC0 「保存食減らして」とかでハメるような真似せずに、 ちゃんとヒント用意してくれれば楽しめそうだとは思った 141 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 18 14.92 ID /sMOV4BD0 [2/4] 卓に着いたのが間違いでしたね、か。 142 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 20 03.04 ID /sMOV4BD0 [3/4] ていうか、GMは答えを知っているからヒントから読み取る事が可能だが 答えを知らない場合、GMの言うヒントとやらをGM自ら完全に潰しちゃってルンダよなぁ 143 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 24 03.08 ID fHNFr1KG0 報告乙。 もしかしたら何より恐ろしいのはPLが「食べることを忘れている」事に気付いても、PCは忘れているから どうしようもないってことなんじゃ……。 なんという「島に入ったのがしっぱいでしたね」。本当乙でした。 183 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/05(水) 00 55 49.46 ID En/hQ93AO 135 上遠野浩平の「紫禁城事件」が元ネタと見た。かなり劣化している感じだが。 184 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/05(水) 01 27 10.49 ID o3C6pK9QO ああ、何かデジャヴだと思ったらそれか。 185 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/05(水) 01 47 22.37 ID s+pD6+u0P それをいうなら紫骸城事件だw スレ373
https://w.atwiki.jp/bizarre/pages/178.html
私達が最初にいた「靴のムカデ屋」からここまで距離と、我々の歩調から逆算してみます。 現在時刻はおそらく午前7時45分過ぎでしょう。 右手には「カフェ・ドゥ・マゴ」、左手には「ぶどうヶ丘銀行」がございます。 私達の現在地は【E-3】でしょうか。 さすれば目の前の広場の先にある建物は「杜王駅」と判断できます。とてもとても大きな建造物です。 誰かが休息をとったり隠れたりするのにはもってこいの場に違いありません。 そして……今しがたあの建物から人影らしきものを一つか二つ認識したのでございます。 おそらくは現在のだんな様、空条承太郎氏が見たという集団の一派でございましょう。 主催者である荒木が支給した『紙』から私が出てくるのと、入り違いに目の前から去っていったそうです。 彼らは快活なスピードで馬を走らせていたそうですから、馬の体調も考慮して休憩をとっているとも考えられます。 これで本当にその集団が杜王駅にいればこの上なく良いのですが。 ここだけの話……だんな様は本当はその集団を追うつもりはなかったのです。 彼らは見るからに危険な雰囲気を持ち合わせていたそうで、「モメ事に巻き込まれそうだ」と逆方向に行こうとしておられました。 逆方向に進んで、その先で出会う者とあわよくば共闘する算段をたてていたのです。 しかし「人は見かけによらない」という諺もございます。 私にようにおぞましい姿形でありながら、だんな様の助けとなる者もこの世界では存在しているわけで。 もし、件の集団が味方として我々を出迎えてくれるのならば、だんな様の「仲間を探す」という目的が果たされます。 そして私達のように「道路にずっと続いていた血痕」を辿ってくる人間ともいずれ接触できるでしょう。 彼らを敵か味方を判断するのは、実際に接触してからでも遅くはないとアドバイスさせていただきました。 だんな様はいぶかしげな顔をしていましたが、「やれやれだぜ」とつぶやくと快く私の助言を受け入れてくれました。 と、ここまで哀れな下僕である私、ヨーヨーマッが今まで起こった経緯を頭の中で反芻してみましたが、正直不安です。 私が視認した人影のことをだんな様に話してよいものでしょうか。 うっかり発言して結果見間違いだったら、まただんな様の「スタープラチナ」でヒドイことをされそうです。 別にヒドイことをされるのはいいのです(というかモットシテ)。だんな様の足を引っ張るのが嫌なのです。 この見るからに不良のレッテルを貼られていそうなアホ丸出しの空条承太郎……氏は今の私の主人なのですから。 あれ? でも……かつてのだんな様『DアンG』はえーと……どこにいるんだっけ? 荒木に囚われているん……でしたっけ? あれ? そうなんだっけ? というか本当に捕まっているんだっけ? 荒木には「『DアンG』に『能力を使うな』と命令されました」と言えって命令されたよーなされないよーな……。 そもそも私の本体は本当にこの杜王町にいたのか? 気づいたらこの私、ヨーヨーマッだけがここにいたんじゃなかったっけ? いや、それだとオレが存在できるはずがねーし……どうなったんだっけ? あれ? ……えーとそんなことはどうでもいいんだ。オレが……私が話さねばならないのはそんなことじゃない。 『駅の入り口から人影が見えたこと』を話すかどうか迷っていたんだ。そうだ、思い出した。 この際ボコボコにされてもいいや。今しか話すチャンスはないだろうし…… 早速だんな様にこの事を告げようと思います。 ※ ※ ※ 「だんな様、あの駅から人影らしきものが見えました。接触を試みますか? 」 「……問題は『仲間になるかどうか』だ。オレたちが一番気をつけなくちゃあならないのはそこだぜ……。 それに『戦力になるかどうか』も重要っちゃあ重要だ。 別に見捨てるつもりはないが後々面倒なことになりそうだしな……そこらへんもしっかり見極めなくちゃあならない」 どうやらだんな様は駅に入るつもりのようです。人影が見えていたのでしょうか? 毅然と歩くだんな様の後を私はコバンザメのよーにへこへことついて行くことにしました。 広場の池を尻目に、駅の改札口を通過します。 杜王駅は中も思ったより広く、私自身がとてもちっぽけな虫けらに感じます。 それもそのはずです。駅の中には恐ろしく巨大な化け物が潜んでいたのですから。 その格好は全身に甲冑をつけた兵士のようです。手には長い鎖を持っていて、鋭い視線と覇気が渦巻いています。 「何者だ」 甲冑男が問いかけてきます。野太い声から生まれる重圧は並み大抵のものではありません。 さっきまで渦巻いていた覇気がこちらに飛んできたような気がします。 しかしだんな様は冷静に軽い自己紹介をし、自分達は無駄な争いをするつもりはないと説明しました。 相当な肝っ玉の持ち主ですね、だんな様。 すると相手も名を名乗りました。「タルカス」という騎士だそうです。 私もつられて自己紹介をしてしまいました。別にだんな様以外の奴なんかに名乗る必要は無いのですが。 男は私が『意志のある支給品』であることに驚いていましたが、すぐさま話題を変えます。 「貴様らがこの鎖を盗もうとしていた輩なのか? 」 一体全体どういうことでしょう。あの怪物の私物を盗もうと普通だれが考えるでしょうか。 だんな様、私共々彼の誤解を解くために身の潔白を説明しようとしますが、なかなか信じてもらえません。 タルカスにしてみれば、よほど鎖が大事なのか、かなり疑り深くなっているのかもしれませんね。 だんな様は諦めたらしく、「この場も去るし、その鎖をとることもしない」と約束した上で、 荒木を倒そうと思っているかどうかの旨を聞く質問をしました。これに対し、タルカスは少し考えてこう答えました。 「わしはあのお方のように戦いを楽しむだけ。荒木がどうであろうと知ったことではない。 どの道わしが生き残る可能性は万に一つもないのだからな。貴様達で勝手にやっていろ。 だがもし仮に……荒木が我々の邪魔をすることがあるのならば、そのときは容赦なく叩き潰すだろう」 だんな様はそれを聞くと帽子を深くかぶり、また「やれやれだぜ」とつぶやくと黙ってしまいました。 本当にこれでいいのでしょうか……? ※ ※ ※ あああ~~~何ということでしょうかッ! あなたが来てくれるなんて私は実に運がいいッ! このヌ・ミキタカゾ・シン、もう二度とこのまま一生を終えるものだと思ってました。 でもそれももう終わりです。私のSOSの「血痕」を追ってくれたんですね? 承太郎さん! 大丈夫です。タルカスはあなたが偶然ここに来たものだとすっかり騙されていますよ! 助けに来てくれてありがとうございます……もうなんてお礼を言えばいいのやら。 あなたがここに来たということはブチャラティさんや形兆さんもいずれここにくるということッ! これはコーラを飲んだらゲップが出るくらい確実なことです。 あとはタルカスに気づかれないようにいかにに伝えるかが問題ですが、 隙を見て鎖の一部分を元の状態に戻して承太郎さんだけにこっそりと見せればいいでしょう。 後は承太郎さんが多少強引にでもなんとかしてくれると思います。 ワムウが駅を探検にいっている今ならそれがチャンスッ! タルカスを仕留めることが出来るはずです。今なら日も照っていますからね。 それにしても……ヨーヨーマッさんでしたっけ? 『意志のある支給品』だなんて変わっています。 ポケットティッシュやフォーク、馬……荒木は一体なんの意図があってこれらを支給品として皆に配ったのでしょう? 実に奇妙なことです。私の星の光線銃や飛行船も誰かに支給されているのならありがたいのですが……。 「ちょっとよろしいでしょうかだんな様、この『タルカス』ですが……」 おや? ヨーヨーマッさんが何か聞きたそうにこっちを見ていますね。 「本当に強いのでしょうか? 」 ………………えええええええええええええええええええええええッ!? ちょっと、アナタ何を言ってるんですかァーッ!? 冗談じゃあありまセンッ! 恐らく今全員の時間が止まったような気がします。そりゃあそうですよ。 せっかく穏便に済みそうだったのに……火に油を注ぐようなことを言ってしまって。 「「どういうことだ」」 あああ、タルカスと承太郎さんの返答ががさりげなくあっているじゃあないですか。 ヨーヨーマッさん、あなたは一体何のつもりでこんなことを痛たたたたたたたたた。 タルカスやめてください、私に八つ当たりして鎖を引っ張ったりしないでくださいィ……。 ※ ※ ※ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………… まず……一つ言えることはこの目の前にいる『タルカス』が間違いなくプッツンしかけている点だ。 やれやれ、この哀れな下僕のせいで厄介なことになっちまったぜ。 どーでもいいことで足をひっぱりやがる。 「だんな様、私は思うのです。このタルカスという男は見るからに大きな体です。だんな様よりもずっと大きい。 しかし……それだけではこの男の実力ははかれません。ひょっとしたら見掛け倒しの可能性もあります。 第一、戦うことが好きだといってるわりには、いずれ敵として立ちはだかる荒木にはそっけない態度です。 本来ならば嬉々として暴力の限りを尽くしながら、この町にいる者や荒木と戦いに明け暮れているはず。 しかしこんな駅の日陰でこそこそしています。 休憩中だったのかもしれませんが……本人はどのみち優勝はできないとはっきり言い切っていますし」 「貴様……何が言いたい」 「私とだんな様はあなたが『仲間として協力してくれるかどうか』、『荒木を倒す戦力になるか』をしっかり見極めたいのです。 弱者はいずれ勝手に死んでいきます。その場で肉塊(ミンチ)になって終わりです。 別にあなたを見捨てるつもりはありませんが、足手まといは後々面倒ですしね……重要っちゃあ重要なんです」 この野郎……オレの言葉をまんま受け売りしやがったな。 正直ここまでくると哀れさを通り越して何も言えねぇ。 あくまでオレの言ったことを忠実に実行するつもりなのか……それとも全て狙ってやってんのか? 「だんな様……だんな様が見かけた者は『集団』だったのは間違いないのでございましょう? 『集団』というものは何かと『上下関係』がございます。そして『下位』の者ほど自由を許されない……。 他の方はどこへ行かれたんです? できればその方々の実力も是非見極めさせていただきたいのです」 「だ……だ ま れ」 「おいヨーヨーマッ! それ以上喋るんじゃあねェッ!」 「差し支えなければ教えてください。あなたは集団の中では…… ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 雑魚なんですか? 」 ド ン! 「WRYYYYYYYYYYYYYYYYEEEEEEEEEEEEEAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!!! 」 やれやれ……ついにプッツンさせちまった。 例えるなら野球少年が民家に入ったボールを取りに行こうとする途中、その家の番犬の尻尾を踏んじまったってところか。 早速ご自慢の鎖を思いっきり振り回して威嚇してやがる。 ま、こいつはとりあえずボコッて眠ってもらうとしてあの下僕との付き合いを考えなきゃな……。 「貴様らァァァァァ生きて帰れると思うなよォォォォォ! 」 「すまん。ウチの下僕が悪いことを言ったな」 「弱者は肉塊(ミンチ)になるとかぬかしてくれたなァァァァァ? 肉塊(ミンチ)になるのはッ……」 「てめーだろうな……オラァッ! 」 バグオォォォ――z__ンッ!! 「――いいやお前たちだ……」 ※ ※ ※ 爆音轟く焔。 灰燼踊らせる風。 生物を吹き飛ばす衝撃。 それらを作り出したものはちっぽけな火薬のびっくり箱。 そのびっくり箱を投じたのは巨躯の生物。 拠点の散策を終えて、友にも満たぬ“奴隷”のもとへ戻る途中だった“首領”は騒音を聞きつけた。 長い学ランを着た男と異形の形をしたモノと自分の奴隷が生み出した喧嘩の音。 仮初の安住地を手に入れた自分の『運』には感謝しているが、無礼な来賓は望んではいない。 番犬の粛清と、客のお引取りの意を込めて――この男、ワムウは彼らに手榴弾を投げつけた。 横槍を入れることは自分の主義に少々反するが、これであの男に少しでも近づけるのなら我慢できる。 既に死んでしまった若き波紋のビート……ジョセフ・ジョースター。 奴のような抜け目の無さ、シンプルさ、相手の予想の上をいく発想……これが今最も自分が必要とするもの。 今回はそのシンプルな気持ちに従った。 テレビの電源をリモコンで切るように……何気なく……それとなく……三発ほど投げ込んだ。 投げた数は五月蝿い人数にあわせた。 ただ、それだけだ。 「さて……タルカスよ、よもや死んではいまいな?」 腐っても屍生人。 耐久力だけはいっちょ前なのだから恐らく生きているだろうと判断し、構わず投擲した。 実際、誰が生き残っていようとそれはワムウにとってどうでもいいこと。 タルカスがこれで死ねば手ごろな奴隷がいなくなる。だがしかしそれだけのこと。 むしろこれで全員無事だったらと思うと、期待で胸が膨らむものだ。 強者どもは、必ず立ち上がって来る、這い上がって来る。それが楽しみでならない。 また、突き落とすことが出来るのだから――。 ※ ※ ※ ………………………ルカ………………… …………タ…………ル………………ス… …………タ…………ルカ……………ス… ――――タルカス! 「誰だ……わしを呼ぶのは……」 フフフ……共に我が身を骨の髄まで王に尽くした旧き戦友の声を忘れるとはな……。 遂に堕ちるところまで堕ちた先の、どん底まで突き破ったか? ……私だ。貴様と同じく「77の輝輪」の試練を越えた黒騎士……。 「ブ、ブラフォード!! まさか……オレは屍生人としての人生、いや“屍生人生”をも遂に終えてしまったのか」 何を言う。お前はまだ終っちゃあいないぞ。 お前はまだ彷徨っているだけだ。勿論この世とあの世のことじゃあない。お前自身の信念が、だ。 あの様はなんだと聞いているのだ。 騎士道に反する者に怒りを感じたり……なりふりかまわず卑怯な手を使ったり…… 主となる者を転々と変えたり……私の死に動揺したり……ささいな揶揄に腹を立てたり…… 貴様のやっていることにはまるで一貫性がないのだ。 我らが主、メアリーの死を目の当たりにしながらエリザベスを恨んで死んでいく時のあの“迷いの無さ”がない。 オレが戦った素晴らしき友、ジョナサンにはその“迷いの無さ”がなかったぞ? 「き……貴様はディオ様の敵、ジョナサン・ジョースターとこの地で引き分けたのかッ!?」 ……何の話だ?貴様もオレと同じく『屍生人としての二度目の死』を目前にしてあの『モリオーチョー』に招かれたのではないのか? ジョナサンとはここでは会わずじまいだ。残念なことにな……まあいい。 とにかく貴様はもっと純粋になるべきだ。 「こ………このわしに……迷いが……? 」 オレはお前の一貫性の無さを責めているんじゃあない。 いずれはハッキリと己の、タルカス自身としての志を再び掴んでほしいんだ。 それは川の流れのような清らかなる善の志でもよし! それは悪魔の奴隷のような薄汚れた闇の志でもよし! それは勇猛戦士として戦に全てをかける志でもよし! 迷いのせいで道を選べないのなら……今は『その時』ではないのだろう。 タルカス、大いに悩め。大いに考えろ。普段使わない脳味噌を存分に動かせ。 さすれば『その時』がやってくる。 「ブ……ブラフォード……」 オレが生者として生きていた世界の友人よ。 オレが自分の剣に刻んでいたあの言葉をおまえに捧げよう ――――Luck(幸運を)! 「……ブ……ラ……」 そしてお前の未来へこれを持って行けッ! ――――Pluck(勇気をッ)! フフ…進め! 誇り高き77の輝輪の試練をのり越えた男よ。 ジョナサンと共に貴様の行く末を、オレは見守っている―――― 「フ……ォー……ド…………!」 ※ ※ ※ 痛た……もう少しで死ぬところでした。 タルカスが怒り狂った時はもうだめかと思いましたが、まさかいきなり手榴弾が飛んでくるとは想定外でしたね。 爆発のどさくさで彼の手から脱出できたのは非常にラッキーです。これに乗じて逃げ切れる……はずだったのに。 今度は爆発のせいで駅の入り口が通れなくなってしまうとは……完全に塞がれちゃってます。 光が全く見えません。おおお、なんという悲劇……。 承太郎さんは無事なのでしょうか……まさか生き埋めになっているのでは。 助けに行きたい……でも私の能力も私自身も瓦礫を動かすようなパワーを持っていませんし……。 反対側の入り口や、線路をつたって駅からこっそり出ることも出来なくは無いのですが。 しかしあのワムウを騙しきることができるでしょうか。今度不穏な動きを見られてしまってはいくらなんでもマズイ。 ああ……やっぱり鎖のまま誤魔化し続けるしかないのでしょうか。 もっと彼らの裏をかく……それこそ自分を守ってくれるように上手く丸め込めれたらいいのに。 タルカスは支給品であるヨーヨーマッさんにすら簡単に言い負かされてましたからせめて彼だけでも…………。 …………………支給品……?……意思のある……支給品………… 『支給品』ッ!? 『意思持ちの支給品』…… これは……使えるかもしれないッ! 私もヨーヨーマッさんのよーに『なりきる』……まるで意思を持っている『鎖』、はたまた変幻自在の『道具』としてッ! ようは私の顔や正体が彼らにバレなければいいのですから、役に立つ便利な下僕というフリをすればいいんですッ! どうしましょう……タルカスは気絶していますし、今すぐワムウに掛け合ってもいいものか。 ……問題は血痕ですね。あれについての質問をされたらなんて言い訳すれば……しらを切るしかないのでしょうか? ワムウ達は血痕の主を必ず見つけ出すつもりでしょうし…… ああ~~、ブチャラティさん、形兆さんやっぱり早く助けてください~~。 ※ ※ ※ ……今、オレは何をやっている。オレは……無事なのか? ここは……そうか、駅の外まで吹っ飛ばされたのか。ここから駅に入ることはもう不可能だな。 体はどうだ……左腕が折れてやがる。全身が痛ェ。体で無くなった箇所は……ねえみてぇだ。 とっさのこととはいえ、時を止めて完全に逃げ切るつもりだったんだがな……五体満足なだけ充分奇跡か。 やれやれだぜ。 まさか人のタイマンにいきなり手榴弾投げつけてくる馬鹿がいるとは……。 あのタルカスっていう奴が一人で駅に来ていたわけではないということを、すっかり忘れていたぜ。 チッ……たかが仲間探しのハズが、なんでこんなしょーもねえことになちまったんだ? 「アガガ……だん゛な゛様……だんな゛様……ご無事でずが? ……返事を゛じでぐだざい」 「……そうだてめーだ」 オレはこの哀れな下僕のせいで足を引っ張られちまったんだ。(足は無事だがな) 冗談じゃあない。もう沢山だぜ。さっさと他の奴らになすりつけちまおう。 これ以上邪魔をされる位なら……。 「おお! だんな様……ご無事で! 私が盾となって爆風から身を守ったかいがありました! そして飛ばされただんな様を受け止める為に、私がクッションのように下敷きになったのも効果があったようですね! どうやら彼らとはもう交渉の余地は無いかと思われます。さっさとここを立ち去るのが良いでしょう」 ……荒木のヤロー、なんて物をオレに送りつけやがる。こいつ……どこまでが本心なんだ? どうやってオレを助けた? 本当にオレを助けたのか? 助けたフリをして恩を売ってんのか? ただの下僕かと思っていたがツメが甘かったぜ。 このまま他人になすりつけても、オレが主人でい続けても胸糞の悪さは変わらねーってことか。 何が起こるかわからない……まさに『恐怖』を身につけてるってのはこうゆうことを言うのかもしれねーな。 ……やれやれだぜ。 「だんな様……次の命令を私に……早く……私はあなたのお役に立ちたいのです」 【闇の重戦士チーム 宇宙人添え】 【杜王駅内部(E-3)1日目 午前】 【ワムウ】 [モード] 『風』 [時間軸] 首だけになり、ジョセフが腕を振り下ろした瞬間 [状態] 服が少し焦げている [装備] 手榴弾×6 [道具] 支給品一式 [思考・状況] 1) 駅の中は調べ終わったので休憩。 2) 鎖(ミキタカ)を少しだけ怪しく思っている 3) 戦いを楽しみつつ、優勝を目指す。ただ深追いはしない。 4) 従者として、しばらくはタルカスを従えておく。(ただし死んでもどうってことはない) 爆撃で生き残ってたらちょっと褒めてもいい。 【タルカス】 [種族] 屍生人(ゾンビ) [時間軸] ジョナサンたちとの戦いの直前。ディオに呼ばれジョナサンたちと初めて対面する前。 [状態] 軽い全身火傷。瓦礫による全身打撲。 [装備] なし(爆発の拍子にミキタカを手放してしまいました) [道具] 支給品一式 [思考・状況] 1)気絶。 2)ワムウへの絶対的な忠誠があったが、自分にとっての志とは一体なんなのか大いに考える。 3)ワムウと共に戦って、戦いの愉悦を彼の下で楽しむはずだったが……大いに悩む。 4)取り逃した虹村形兆、ブチャラティ、ミキタカへの僅かな執着心(ワムウの命に背いてまで追う気はないが) 【ヌ・ミキタカゾ・ンシ】 [スタンド?] 『アース・ウィンド・アンド・ファイアー』 [時間軸] 鋼田一戦後 [状態]:【フック付きの長い鎖】に化けた状態。千切られそうになったのと、爆発事故の影響で体全体が痛い。 [装備]:なし [道具]:ポケットティッシュ (支給品一式はブチャラティが持っています) [思考]: 1) タルカスたちには絶対に気付かれたくない。当面はただの鎖のフリを続ける。 現在、『意思あり支給品』のフリをするかどうかも検討中。 2) タルカスたちに気付かれないうちにこっそり逃げ出したい。 3) 脱出後、ブチャラティたちとの合流を図る 4) 味方を集めて多くの人を救いたい。 [備考]:ミキタカは形兆のことを「ゾンビのようなもの」だと思っています。 [備考]:タルカスもワムウも、タルカスが手にしている鎖がミキタカであることにまだ気付いていません。 しかしワムウは怪しいと感じています。 [備考]:ミキタカは自ら道路に血を垂らし、ブチャラティたちが追う手がかりを残しています。 彼らが通った道には、点々と血の跡が続いています。ワムウ達はもう気づいています。 [備考]:ワムウとタルカスは鎖を盗もうとしている参加者が近くにいると勘違いしています。 そして駅につづいている血痕もその参加者のものだと思い込んでいます。 [備考]:ミキタカの冷や汗は結局気づかれませんでした。 [備考]:吸血馬1頭+チャリオットは駅の中に置いています。 [備考]:杜王駅の東入り口は手榴弾の爆撃で起きた瓦礫によって完全に通行止めになりました。 [備考]:手榴弾の爆撃で起きた衝撃音が【E-3】中にひろがりました。 【杜王駅東入り口前(E-3)1日目 午前】 【空条承太郎】 [スタンド] スタープラチナ [時間軸] ロードローラーが出てくる直前 [状態] 左腕骨折。全身に火傷。背中を強く打っている。冷静(荒木、DIOに対しての怒りはある) [装備] なし [道具] デイパッグ [思考] 1:意識はある。ヨーヨーマッに命令するかどうか迷っている。 2:仲間や協力出来そうな参加者を探す 3:ヨーヨーマッを利用する(そろそろウザイ) 4:荒木を倒す、DIOを殺害する。駅にいた奴ら(ワムウ達)は無視。 5:『過去の人物の名』にやや疑問 承太郎は、アヴドゥル、花京院、イギーがこの世界に生きている謎に気付いていません。 【ヨーヨーマッ(支給品)】 [現在の主人]空条承太郎(主人変更の命令があれば主人は変わる。ただし変更対象人物の同意が必要。 主人変更の命令をされた時、次の主人候補がヨーヨーマッの視界に入っていなければ命令は無効化される) [装備]マスク [持ち物]なし [任務] 1:承太郎を「助ける」。 [備考] ヨーヨーマッは攻撃できない。能力も完全に封じられている(主人がヨーヨーマッ自体を利用して攻撃というのは可能かもしれない) 主人の命令には絶対服従。しかし、命令を曲解して受け取ることもあるかもしれない。(ヨーヨーマッを殺すような命令には従えない) ヨーヨーマッは常に主人の半径20メートル以内にいなければならない ヨーヨーマッの主人が死んだ時又はヨーヨーマッが規則を破ったならヨーヨーマッは消滅(荒木によってDアンGの首輪が爆破される) 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 60 スタープラチナは止まらない 空条承太郎 82 邂逅、曾祖母と曾孫 68 怪物に捕らわれた異星人について ワムウ 93 T字砲火、果たして全員無事にいられるかなァ 68 怪物に捕らわれた異星人について タルカス 93 T字砲火、果たして全員無事にいられるかなァ 68 怪物に捕らわれた異星人について ヌ・ミキタカゾ・ンシ 93 T字砲火、果たして全員無事にいられるかなァ
https://w.atwiki.jp/vip_rpg/pages/732.html
ダウンロード 祭りページ ゲーム紹介 うわ―スゲー―――!!!RPG スクリーンショット タイトル画面 デーモンを討ち滅ぼすため主人公は戦い続ける 楽しい遊園地デートも……? 感想など セリフがごちゃっと読みにくい反面、一度の表示でまとめて読める長所もある。 -- p@ (2017-06-03 16 17 11) タルカスってあの洋楽のタルカスなんだろうか -- 名無しさん (2017-06-10 17 14 42) 名前 コメント